2008年02月22日

百貨店事業とショッピングセンター事業(SC事業)

今、流通小売業界は大変動の時代と言えます。みなさんもご承知の通り、百貨店は伊勢丹と三越の経営統合をはじめ経営の地殻変動が起こっています。

かたや専門店と言われるショッピングセンター(SC事業)は三井不動産のららぽーとをはじめとし出店ラッシュがおきています。

kazuさんの会社は百貨店ですが、自分が勤務している店は一昨年の3月に百貨店事業からSC事業へと業態を変更しました。また昨年の10月にも違う支店がSC事業へと業態変更しました。

これは一体どういうことだと思いますか?    続きはこちら

続きを読む前にポチット応援お願します
banner2.gif百貨店事業というのはそこの従業員が商品を自分達で仕入れ、自分達で商品管理をし、また顧客管理をします。そして自分達で販促、宣伝活動をします。売上の良し悪しによって利益が大きくぶれます。その代わり利益率は比較的高いのです。完全買取商品であれば益率で50%以上の商品もざらにあります。50%ということは10,000円でお客様に販売したら5,000円儲かると言う事です。60%なら6,000円儲かります。バーゲン品で20%くらいでしょうか・・・

経費面が問題なのです。自分達で仕入れから販売までこなすわけですから、そこには人が多く必要になってきます。つまり人件費です。また包装紙やショッピング袋、装飾関係、そしてばかにならないのが、クレジット等の手数料です。現在はお客様のクレジット利用率が急速に伸びています。店によっては売上の50%近い利用率のところもあります。クレジット会社はクレジットの利用手数料で儲けている訳ですから百貨店が手数料を支払わなければなりません。お客様に頂くわけにはいきませんからね・・・クレジット会社によっても違いますが売上の2〜3%でしょうか・・・100億のクレジット売上があったら3億円前後手数料で消えてしまうのです。

ですから百貨店は売上がどんどん伸びている時代にはそれに比例して利益もどんどん伸び、おいしい商売であったと言えます。

で、現在はどうでしょうか?売上は伸びるどころか前年に達するのがやっとで前年割れの時代です。そうです・・・「右肩下がり」の時代なんです。新聞紙上で「百貨店売上〇ヶ月連続前年割れ!」と言う記事を良く見かけると思います。

売上が下がり利益が下がっても経費はそんなに下がりません。場所を借りていれば賃料はかわりません。人件費も変わりません・・・そうなると経営の根幹に関わる事になってしまうのです。

ですから各百貨店は生き残りをかけいろいろな施策を打ち出しているのです。

SC事業はどういうものなのでしょうか?

SC事業と言うのは中規模から小規模の専門店の集合体です。簡単に言うと場所貸し業です。百貨店業は小売業ですが極端な言い方をすればSC事業は不動産業です。

テナントに場所を貸して賃料収入を得る訳です。つまり毎月安定した収入が入ってくるし、大きくぶれません。ですからその読める収入に合わせて収支計画を立てれば赤字ということはまずありえないのです。

仕入れや販売もありません。装飾や宣伝も最低限のものですんでしまします。先に触れたクレジット手数料等の経費もテナントからもらいます。経営的には安定するのです。

ここまでお話すると、「なーんだ、じゃあみんなSC事業にすれば良いじゃないか」と思うかもしれません。

しかししかしです・・・売上がどんどん上がっているところではどうでしょうか?売上があがってもSCは賃料ですから収入はそんなに増えません。(そんなにというのはある一定の売上を越した部分に対して、歩合賃料というのが発生する契約もあるため全く増えないわけではありませんが・・・)

また、売れているときは良いですが売れなくなるとテナントだって商売ですから、退店と言う事になります。これがSC事業には怖い事で、退店すると、収入は当然なくなり売場にポッカリ穴があいてしまいます。すぐに次のテナントが見つかれば良いですが、なかなかそういうわけにもいきません。

ということは、自分たちの思うようなMD(マーチャンダイジング=商品コンセプトにもとずく売場作り)が出来なくなるのです。極端な話、雑貨屋の隣りに婦人服のショップがあるようになってしまうのです。(そうならないように各社努力はしています)

そうなると不振SCはどんどん歯抜け状態になり、収入も減ってくると言う事になるのです。

「じゃあどっちが良いのだろうか?」と言う声が聞こえてきそうですね。

これは、どちらも一長一短があることはわかったと思います。最終的には経営判断ですが、その地域の顧客や周りの環境をマーケティングをして、果たしてどちらの業態が合っているのだろうか?ということだと思います。現代はどちらかというとSC事業に傾いているような気がします。百貨店の新規出店よりもショッピングセンターの新規出店のほうが耳にしますよね。

今日の新聞にもありましたが三越が最終赤字に業績を下方修正したようです。東村山に出来たショッピングセンター内に出店した三越も予定の半分くらいしか売上が無かったようで・・・まあ流通業はどこも今は大変です。kazuさんの会社同様です。

日本の人口は増えるどころか減少傾向です。ということはお客様のパイの数は増えるどころか減少する中で、いろいろな業態の大型店舗が出店しているということです。限られたパイの取り合いなのです。

流通小売業はますます厳しい生き残りをかけた戦いが続くようですふらふら

最後までお読み頂きありがとうございます。まだの方はついでにポチっとお願します
banner2.gif
posted by kazu at 18:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | 仕事の事
この記事へのコメント
KAZUさん、興味深く読ませていただきました。
いやいや、勉強になりましたよ。
ただ、私はもうオバサンなのでSCでは買い物しにくくて、やっぱり百貨店が良いのです。
ほら、「財布が欲しいわ〜」ってときにSCでは“財布売り場”というものがあるわけじゃないから、財布を売ってそうなお店を一つ一つ回って探すしかないじゃない。
それにSCだと、お気に入りのお店がないとね…。
でも、KAZUさんの勤務するSCは、あの街ではむしろ百貨店であるよりいいのかも。
若い世代が多い街だからね。
なぁ〜んて、客は好き勝手なこと言えますが、いろいろ難しい世界なんですね〜。
Posted by グナママ at 2008年02月23日 01:57
スゴク分かりやすかったですね^^
読みいってしまいました。
わたくしの家の近辺は、東西南北 SCに囲まれています
ですから、買い物がとても便利なのです
有名ブランドなんかになると、ちょっと足を伸ばさねばならないのですが
深夜遅くまでやっていてくれるので
とても重宝しています
偶然ですが、明日は名古屋駅のある百貨店へ行くのです、娘の誕生日プレゼントを見に行くんですが・・・利益率スゴイ
クレジットにすると手数料もかかりますが、現金等を管理していた時と比べてどうなんでしょう?
そのあたりの経費なんかちょっと気になったりします^^
ポチ★
Posted by げんえい at 2008年02月23日 15:31
>グナママさん
そうなんですよ〜グナママさん・・・百貨店からSCに業態を変えた時、「私達の買うものが無い!」というクレームをたくさん頂きました。逆に「すごく明るくなって楽しいお店になりましたね」というお褒めの言葉もたくさん頂きました。全ての人たちを満足させるのは難しいことなんですね。でクレームを頂いた人たちのほとんどが〇才以上の方でした^^
>げんえいさん
名古屋の百貨店と言えば松坂屋、名鉄ですね。名鉄は業績が厳しくなって伊勢丹と業務提携をしましたよね。そうしたらかなり回復したらしいですよ・・・まあ売場が伊勢丹になっちゃたようですが。あの利益率は特別なもので普通はアパレルのプロパーで35%〜45%、バーゲンで25%くらい。食料品は15〜20%ですかね。平均すると外商の値下げなんかもあったりして、25%前後ではないでしょうか・・・各百貨店の決算を見れば一目瞭然ですがね^^
今度はもっと突っ込んで百貨店の裏側を書いてみたいと思います。
Posted by kazu at 2008年02月23日 22:50
ブランド激安市場模範店
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
ルイヴィトン、シャネル、グッチ、エルメス、クロエ、ブラダ、
ブルガリ ドルチェ&ガッバ―ナ、バレンシアガ、ボッテガ
ヴェネタ偽物(コピー商品)のブランドのバッグ、財布の販売、通販。
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
ロレックス、ブルガリ、フランク ミュラー、シャネル、カルティエ、
オメガ、IWC、ルイヴィトン、オーデマ ピゲ、ブライトリング、グッチ、エルメス、
パネライ、パテックフィリップ偽物(コピー商品)のブランドの腕時計の販売、通販。
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
◆主要取扱商品 バッグ、財布、腕時計、ベルト!
◆全国送料一律無料
◆オークション、楽天オークション、売店、卸売りと小売りの第一選択のブランドの店。
■信用第一、良い品質、低価格は 私達の勝ち残りの切り札です。
以上 宜しくお願い致します。(^0^)

■店長:吉田 美娜
■連絡先:sales@iburando.com
■URL:http://www.iburando.com
Posted by ブランドバッグコピー at 2012年03月17日 12:56
■商品の数量は多い、品質はよい、価格は低い、現物写真!
■本当の意味でのハイレプがほしい方にお勧めです
■経営方針: 品質を重視、納期も厳守、信用第一は当社の方針です。
100%品質保証!満足保障!リピーター率100%!
ブランド, 腕時計 ,カバン,財布 ,ヘッドフォン,
ルイヴィトン http://www.mainichishopping.com/category.php?id=37
シャネル http://www.mainichishopping.com/category.php?id=40
グッチ http://www.mainichishopping.com/category.php?id=36
コーチ http://www.mainichishopping.com/category.php?id=56
セリーヌ http://www.mainichishopping.com/category.php?id=63
ブランド http://www.mainichishopping.com/index.php
腕時計
Posted by ブランド カバン at 2012年07月22日 09:50
威哥王:www.okkanpo.com/Product/8.html
紅蜘蛛:www.okkanpo.com/product/167.html
花痴:www.okkanpo.com/Product/116.html
三便宝:www.okkanpo.com/Product/395.html
巨人倍増:www.okkanpo.com/product/132.html
媚薬:www.okkanpo.com/catalog/aphrodisiac.html
精力剤:www.okkanpo.com/catalog/energy.html
三体牛鞭:www.okkanpo.com/product/112.html
狼1号:www.okkanpo.com/product/99.html
狼一号:www.okkanpo.com/product/99.html
Posted by 威哥王 at 2013年04月25日 17:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/85625651

この記事へのトラックバック

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。